学部・学科紹介

コミュニケーション文化学部 生活心理学科

生活心理学科は、社会生活で成功するためのキーワード「人とのつきあい方」を学び、心理学基礎、発達心理、職場適応心理の三領域を通して心理学の基礎的な知識や考え方を身につけた人材の育成をめざします。

 

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◆心理学は「心の動き方」を研究する学問です

 私たちは誰でも「こころ」を持っていますが、それを直接取り出してみることはできません。しかし、「心の動き」は外にも表れるものです、例えば「考えている」はすぐにはわかりませんが「話して」もらったり、「書いて」もらえば、なにを考えているのかだんだんわかってきます。

◆生活心理学科は、日常の生活場面の心理を学びます

 働いている人たちの「生活場面」を大ざっばに分けると、「職場」と「家庭」とになりますが、これらは別々のものではなく、相互に強く関連しています。例えば、職場の勤務時間が長いと、それに伴って帰宅してからの時間が短かくなり、過ごし方も変わってきます。休息が十分でない場合には疲れがたまり、今度はその疲れが次の日の仕事に影響するということにもなります。このような「労働と休養のバランス」などもひとつのテーマです。

◆「健康な生活」を考えます

 ここでいう「健康」とは、「明るく、いきいきと、積極的に仕事・生活にとりくめる状態」として、「健康な生活」のあり方を考えます。「明るく」:これは人間関係における「和」であり、「信頼関係」が成り立っていることを意味します。「いきいき」:これはまさに心身の健やかさです。「積極的に仕事・生活にとりくむ」:これは意欲、士気などを指しています。

◆日常生活行動の「チェック」と「改善」

 日常の生活行動で、何気なく過ごしているという部分が案外多いものです。例えば睡眠時間の長さですが、個人差もあり、その日によっても異なります。寝不足のあとはゆっくり休むといった「自己調整」ができている間は問題ないのですが、その調整が何らかの理由で損なわれ、睡眠時間が極端に少ない状況が長く継続するような場合、「まともさ」を欠くということになります。生活の仕方や、生活条件の設定が合理的になされているかどうか、その点検と改善を図ること、これは生活心理学の大きな目的のひとつです。

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生活心理学科では成功するためのキーワード
「人とのつきあい方」を学びます

心理学基礎科目

「生活心理学科」の目的、すなわち「心理学の専門的知識と方法(考え方)を修得して、広く社会生活への、より豊かな適応能力を培う」という目的を達成するための、「心理学の基礎ならびに専門的知識・方法」を学びます。

発達心理科目

 職業生活の場面を「職場」と「家庭」に分けたとき、主に「家庭生活」場面に対応する科目です。職業生活への適応能力は、就職したあとに初めて開発されるものではなく、小さい子どもの頃から養われるものです。子育て環境の整備という視点も含め、高齢期に至るまでの発達段階についての知識を学びます。

職場適応心理科目

 職場生活適応の根本である「職務への主体性」(働かされているのではなく、自分から進んで残務をやり遂げようとする主体性)の確立を目標として、「残務の性質」の理解、職場人間関係における「人とのつきあい方」、健康管理、安全管理の意義・方法等を学びます。

卒業後の進路

 生活心理学科では、仕事場面において、より適切に対応できる人材を育てることを目的としています。そのため、幅広い職業分野で活躍することができます。特に「人間を対象とする」分野での活躍が期待できます。

  • サービス業...小売、宿泊、飲食、運輸など。
  • 福祉関連事業...介護、保育、健康促進、健康管理、医療など。
  • 公共事業...学校、各種団体、官公庁など。
※応用心理士(日本応用心理学会)の受験資格が得られます。
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特色ある科目

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行動観察法

 誰か(ときには私)の“こころ”についてもっと良く知りたいと思ったとき、いったい何が必要になるでしょうか。観察は、心理学における基本的な研究法の1つであるだけではなく、人間にとってもっとも重要な知の源泉です。行動観察法では、行動そのものだけではなく、人が残す痕跡など行動の周りにあるものもあわせて観察しながら、日常生活に役に立つ技を身に着けます。

 

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映像心理学

 映画やテレビ、そしてパソコンやスマートフォンなどから映像は日々流されています。そして私たちは映像から知識を得たり、感銘を受けたり、ときには好ましくない影響を受けたりもします。さらに最近では、自分が撮影した画像や動画をインターネットに投稿する人も増えてきました。こうしたさまざまな映像と人間との関りを、人間理解の観点からとらえていきます。

 

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保育士養成課程

 保育士の仕事は、子どもだけを保育すればよいのではなく、保護者との連携も重要な仕事です。保護者との質問に答えたり、相談や悩み事などのアドバイスをしたりとソーシャルワーク的な機能をもって子育て相談を行う必要があります。このような時に生活心理学科で心理を学びながら保育士資格を取ることは、将来の職業に就くときにも大変参考になります。

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カリキュラム

専門科目

授業科目の名称 配当年次 単位数又は
時間数
備考
必修 選択 自由
心理学基礎科目 心理学基礎A 1前 2    
  1. 心理学基礎Aを必修とする。
  2. 心理学基礎科目から上記1を含め、12単位以上を修得する。
  3. 保育士養成課程の学生は、心理学基礎B、認知心理学、性格心理学を必修とする。
心理学基礎B 1後   2  
認知心理学 2前   2  
性格心理学 2後   2  
臨床心理学 2前   2  
カウンセリング入門 1後   2  
行動分析学 2前   2  
認知情報論 2後   2  
コミュニケーション心理学 2前   2  
心理学方法論科目 心理学研究法 1前 2    
  1. 心理学研究法を必修とする。
  2. 心理学方法論科目から上記1を含め、22単位以上を修得する。
心理統計法 1後   2  
社会調査入門 1後   2  
行動観察法 1前   2  
心理学実験法 1後   2  
データ処理入門 2前   2  
社会調査法 2後   2  
質的調査法 2前   2  
フィールドワーク 2後   2
行動観察法演習 2前   2  
認知情報演習 3後   2  
心理学実験演習 3後   2  
社会心理学実験演習 3後   2  
社会調査研究法演習 3後   2  
多変量解析法入門 3前   2  
応用心理学科目 社会心理学概論 2前 2    
  1. 社会心理学概論、発達心理学概論を必修とする。
  2. 応用心理学科目から上記1を含め、28単位以上を修得する。
  3. 保育士養成課程の学生は、幼児・児童期の心理を必修とする。
発達心理学概論 2後 2    
産業心理学概論 2前   2  
組織心理学 2後   2  
文化心理学 2後   2  
映像心理学 2前   2  
芸術心理学 2後   2  
デュアルキャリアマネジメント 3後   2  
対人関係の心理学 2後   2  
集団の社会心理学 3前   2  
自己の心理学 3前   2  
環境心理学 3後   2  
ファッション学 3前   2  
集団間の対立と和解 3後   2  
成人・老年期の心理 2前   2  
幼児・児童期の心理 3前   2  
青年期の心理 3後   2  
家族心理学 3後   2  
心理・保育基礎科目 保育の心理学Ⅰ 2前   2  
  1. 心理・保育基礎科目から10単位以上を修得する。
  2. 保育士養成課程の学生は、心理・保育基礎科目を全て履修する。
保育の心理学Ⅱ 3前   1  
保育原理 1後   2  
子ども教育原理 1前   2  
児童家庭福祉 2前   2  
社会福祉概論 2前   2  
相談援助 2後   1  
社会的養護 2後   2  
子ども保育者論 1前   2
子どもの保健Ⅰ 2後   4  
子どもの保健Ⅱ 3前   1  
現代家族論 3前   2  
心理・保育専門科目 子どもの食と栄養 2前   2  
  1. 心理・保育専門科目は、保育士養成課程の学生のみ履修できる。
  2. 保育士養成課程の学生は、心理・保育専門科目を全て履修する。
保育課程論 1後   2  
保育内容総論 1前   1  
保育内容(人間関係) 2前   2  
保育内容(環境) 1前   2  
保育内容(言葉) 2前   2  
保育内容(健康) 2後   2  
保育内容(表現) 1後   2  
乳児保育 2前   2  
障がい児保育 2後   2  
社会的養護内容 3前   1  
保育相談支援 3後   1  
音楽で遊ぶ(音楽表現) 1後   1  
造形で遊ぶ(造形表現) 2後   1  
体で遊ぶ(身体表現) 3前   1  
言葉で遊ぶ(言語表現) 3後   1  
保育実習Ⅰ(保育所) 3前   2  
保育実習Ⅰ(施設) 3後   2  
保育実習指導Ⅰ 3前後   2  
保育実践演習 4後   2  
保育実習Ⅱ(保育所) 4前   2  
保育実習Ⅱ(施設) 4前   2  
保育実習指導Ⅱ 4前   1  
演習 演習Ⅰ 3通   4   演習Ⅰ、総合ゼミⅠから1科目を選択・必修とする。
演習Ⅱ 4通   4  
卒業論文 4通   2  
総合ゼミⅠ 3通   2  
総合ゼミⅡ 4通   2  

配当年次の数字は学年を示す。前は前期(半年)、後は後期(半年)開講、前後は前期・後期それぞれ開講することを示す。通は通年(1年間)開講を示す。
授業科目の名称の末尾につけたⅠ、Ⅱはグレードを表します。Ⅰを履修後にⅡを履修することが望ましいのですが、Ⅰ・Ⅱの同時平行履修(Ⅰの単位未修得も含む)することも認められます。


平成30年度 シラバス(講義要項)1年次用

基礎科目

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必要単位数

卒業単位 専門科目 基礎科目 全科目から
124単位 80単位以上 32単位以上 14単位以上

成績について

学習の成果に関わる評価についてはこちら → 成績評価