学部・学科紹介

観光メディア文化学部 観光文化学科

観光文化学科は、観光文化を中心として、観光経営・産業、地域観光、国際観光という3つの側面から、「もてなしのこころ」を学ぶことによって、観光業界に役立つ「観光文化人間=観光文化のスペシャリスト」の育成ををめざします。

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 観光文化学科は観光文化の本質を学び、理解するための<観光文化>科目群を中心に据えています。社会学、心理学、人類学など先行学問分野の成果を取り込んだこれらの科目はその時々の流行に踊らされない長期的な視野と洞察のための基盤を与えることを意図したものです。その土台をべ-スに、<観光経営・産業><地域観光><国際観光>という実学を中心とする3つの科目群から観光産業の現場で必要な専門知識を学ぶ仕組みとなっています。また観光文化の研究は人々の営みの場に出ていくことによってこそ進むとの信念からインターンシップのほか、フィールドワーク、地域貢献活動やボランティア活動に積極的に取り組み、本学の校是である「知行合一」の教えである理論と実践の融合を重視しています。

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 観光は地球大交流時代の花形産業です。2012年には10億人もの人が国境を越えて旅行すると見込まれています。
 観光は平和産業です。観光は文化の違い、民族の違い、風俗習慣の違い、価値観の違いまでプラスと考えるユニークな産業です。
 観光は地域を元気にする産業です。人が集えば、過疎化の町や村にも活気が戻り、地域の文化や景観の保存・補修・創造への好循環が生まれます。
 観光は成長産業です。観光は貿易大国日本にとっても21世紀の大切な基幹産業の一つです。このため国も観光立国宣言を行い、訪日外国人1800万人を目標に"ビジット・ジャパン"事業を強力に推進中です。
 観光は夢を創造する産業です。モノの豊かさよりも心の豊かさを求める時代です。本物の文化や自然の驚異に触れてみたい、宇宙で無重力を体験し青い地球をこの目で見たいなど、さまざまな夢を叶えるお手伝いをする、観光産業はそのための産業です。
 観光は感動産業です。人間は日常とは異なる「世界」に出会い、体験するとき感動します。観光産業は感動を呼び起こすための舞台をセットし、演出する仕事です。
 観光は総合産業です。旅行会社や航空会社、ホテル、レストラン、土産品店だけが観光産業ではありません。観光は他の多くの産業や社会資本に頼る一方で他産業にも多くの貢献をします。

 このように観光は魅力と可能性にあふれる分野ですが、そこで働き、活躍するためには、何よりもホスピタリティ(他者を思いやる心)の精神を有することが大前提となります。そして本学では充実したカリキュラムに加えて、学術研究・高等教育の場での経験が豊かな教授陣と観光業界の第一線で活躍してきた実務経験豊かな教授陣がチームを組み、インターンシップやフィールドワーク、産学共同研究・提携、地域おこしやボランティア活動などの課外活動にも力を入れています。本学科はホスピタリティの精神をべ-スにこのような理論と実践が融合した教育を通じて観光産業の明日を担う人材の育成をめざしています。

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観光文化

 本学が観光学科ではなく観光文化学科としているのには大切な意味があります。文化は、人の営みが生みだすものであり、観光はそれ自体が文化の担い手の一つであると同時に豊かな文化の存在が観光を支えるという相互依存関係にあります。文化を無視した観光は本来の観光が持つ可能性や魅力を半減させてしまいます。観光はそれぞれの地域が持つ個性や独自の文化を大切にします。みなさんの卒業後の進路は、観光経営・産業、地域観光、国際観光のいずれかの分野となるでしょうが、その基礎となるのは観光文化についての基本的理解です。

観光経営・産業

 21世紀は観光の時代です。世界中の国がこぞって、経済効果、雇用効果の高い観光の振興に力を注いでいます。そして現在はすべての国と地域が、地球環境にやさしい持続可能な「観光」をめざして、豊かで誇りの持てる国づくり・地域づくりを実現しようとしています。観光経営および観光産業科目群では、必修科目としての観光経営論と観光産業論を通じて観光経営と観光産業についての基本を学んだ上で、観光産業や関連の集客交流産業で活躍するために必要とされる専門科目に進むことになります。旅行会社やホテルの幹部として第一線で活躍した経験を有する教授陣と学術研究と高等教育の分野で経験豊富な教授陣が理論と実践の融合した授業のために協力して観光産業に必要とされる人材の育成に取り組んています。

地域観光

 地方分権が叫ばれ、道州制が話題にのぼるなど、21世紀は地方の時代だといわれています。しかし、一報では産業構造の変化、少子高齢化による過疎化、大型商業施設の郊外進出による旧商店街の不振によって、著しく衰退している地方もあります。
 このような事態の打開のために求められているのは、地域振興・活性化を目的とした町おこしや観光振興であり、その政策の企画立案能力と実行力です。地域特有の自然・文化などの観光資源や産業をいかし、官民一体となって観光振興を強力に推進できる人材が求められているのです。

国際観光

 先進経済国の宿命として第3次産業中心の産業構造への移行を余儀なくされ、また少子高齢化が進む日本にとり、国際観光が担う役割は今後ますます重要性を増します。20世紀後半にヨーロッパを中心に始まった地球大交流時代は、21世紀に入りその中心が、経済発展が著しく人口も多いアジアに次第にシフトしています。幸い、日本は世界の成長センターともいうペきアジアに位置する国として地の利をいかせる立場にあります。
 国際観光が、現在、国が強力に推し進める観光立国推進計画の中核部分になっているのはこのような背景からです。これからはすべての観光産業、地域観光に従事する人が国際観光の可能性を十分にいかさなければ大きな発展が望めない時代になります。

卒業後の進路

  • 観光経営・産業系
    ホテル・レストラン・ツアー会社などで経営参画、航空・鉄道・バス会社での新しいルートやゾーンその他付帯事業の企画開発、ホテル・レストラン・エアラインでの接客業務、ツアープランナーやツアーコンダクターとして国内・海外旅行の企画やガイド業務、ブライダルのプロデュースなど。
  • 地域観光系
    県・市・町の地域観光開発やイベント祭りの企画、観光協会やコンベンション・ビューローで旅行者の誘致、会議やイベントの誘致に従事するスタッフ、着地型観光の企画・催行など。
  • 国際観光系
    ホテル、リゾート、旅行会社、航空会社、船会社、政府観光局、コンベンション・ビューロー、全国の観光協会その他国際観光を重視するすべての観光関連産業。
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特色ある科目

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地域振興論

 人々が観光をすることにより、様々な効果が生まれます。観光をする人には心身のやすらぎと豊富な知識を、観光地にとっては個性豊かな地域の形成、そして関連する様々な企業や組織の経済活動を促進させます。地域振興論では、地域側の視点から良き効果が生まれる観光の仕組みとそのための方法について学びます。

 

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旅行会社経営論

 旅行業は独自の理念・哲学・文化を持たねばならないと考え、当時イギリスの社会問題であった飲酒の悪弊を断ち、善良で健康な社会を創ろうと、安価で安全な禁酒大会参加旅行を企画し、大成功を収めたのが近代旅行業の父トーマス・クックであった。
 本授業においては、日本の経済成長戦略の重点分野と言われる「環境・健康・観光 」における課題解決型の旅行会社経営法を修得します。

 

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国際観光論

 日本の観光を元気にする立役者の訪日外国人旅行者について、日本政府観光局の海外宣伝や国内受入の最前線で長年活躍してきた教授陣と一緒に多角的に学ぶのがこの国際観光論です。2020年の東京オリンピック・パラリンピック時には訪日外客2,000万人越えを目標とする観光立国日本。国際観光は地球大交流時代の花形産業です。

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カリキュラム

専門科目

授業科目の名称 配当年次 単位数又は
時間数
備考
必修 選択
観光文化科目 観光概論 1前 2  
  1. 観光概論を必修とする。
  2. 観光文化科目から上記1を含め12単位以上を修得する。
観光情報論 1後   2
観光文化論 2前後   2
食文化と観光 2前   2
地域文化論Ⅰ 2前   2
地域文化論Ⅱ 2後   2
観光社会学Ⅰ 3前   2
観光社会学Ⅱ 3後   2
観光文化史Ⅰ 3前   2
観光文化史Ⅱ 3後   2
文学と観光 3前   2
文化遺産と観光 3前   2
調査研究(フィールドワーク) 3前   2
観光経営科目 観光経営論Ⅰ 2前後   2 観光文化科目から6単位以上を修得する。
観光経営論Ⅱ 2後   2
観光マーケティング論Ⅰ 3前   2
観光マーケティング論Ⅱ 3後   2
観光経済論Ⅰ 3前   2
観光経済論Ⅱ 3後   2
観光産業科目 観光産業論Ⅰ 2前   2 観光産業科目から18単位以上を修得する。
観光産業論Ⅱ 2後   2
旅行業論Ⅰ 2前   2
旅行業論II 2後   2
旅行業務基礎Ⅰ  2前   2
旅行業務基礎Ⅱ  2後   2
ホテル経営論Ⅰ 2前   2
ホテル経営論Ⅱ 2後   2
レストラン経営論Ⅰ 2前   2
レストラン経営論Ⅱ 2後   2
ホテルサービス実務 3前   2
レストランサービス実務 3前   2
旅行会社経営論Ⅰ 3前   2
旅行会社経営論Ⅱ 3後   2
ビジネストラベル論 3前   2
地域観光科目 地域観光論Ⅰ 2前後   2 地域観光科目から10単位以上を修得する。
地域観光論Ⅱ 2後   2
地域振興論Ⅰ 3前   2
地域振興論Ⅱ 3後   2
景観論Ⅰ 3前   2
景観論Ⅱ 3後   2
エコツーリズム 3前   2
着地型・発地型観光論Ⅰ 3前   2
着地型・発地型観光論Ⅱ 3後   2
コンベンションビジネス論 3後   2
国際観光科目 国際観光論Ⅰ 2前後 2  
  1. 国際観光論Ⅰを必修とする。
  2. 国際観光科目から上記1を含め6単位以上を修得する。
国際観光論Ⅱ 2後   2
観光英語Ⅰ 2前   2
観光英語Ⅱ 2後   2
アジア観光論A 3前   2
アジア観光論B 3後   2
アメリカ観光論A 3前   2
アメリカ観光論B 3後   2
ヨーロッパ観光論 3前   2
演習 演習Ⅰ 3通   4 演習Ⅰ、総合ゼミⅠから1科目を選択・必修とする。
演習Ⅱ 4通   4
卒業論文 4通   2
総合ゼミⅠ 3通   2
総合ゼミⅡ 4通   2

配当年次の数字は学年を示す。前は前期(半年)、後は後期(半年)開講、前後は前期・後期それぞれ開講することを示す。通は通年(1年間)開講を示す。
授業科目の名称の末尾につけたI、IIはグレードを表します。Ⅰを履修後にⅡを履修することが望ましいのですが Ⅰ・Ⅱの同時平行履修(Ⅰの単位未修得も含む)することも認められます。


平成29年度 シラバス(講義要項)1年次用

基礎科目

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必要単位数

卒業単位 専門科目 基礎科目 全科目から
124単位 80単位以上 30単位以上 14単位以上

成績について

学習の成果に関わる評価についてはこちら → 成績評価