教職課程
教員養成の理念
本学は、吉田松陰の教育理念・教育成果の意思を継承し、建学の精神となしている。この精神は、校是「知行合一」として具体化されている。したがって、教員として「知行合一」を体得・実践していくように養成することが、本学の教員養成の理念である。
養成する教員像
「教職課程」は、本学教職課程履修規則に基づいて中学校、高等学校の教育職員免許状(教員免許状)を取得しようとする学生のためにおかれている。 教育職員免許法施行規則では、教員として必要な幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養することが求められている。本学では、建学の精神に基づき、かつ教育職員免許法に準拠して、幅広く深い教養・総合的な判断力・豊かな人間性を有する教員、教育現場にあって、知行合一を実践できる教員を養成する。
教職指導の体制
教職課程委員会が教職課程の運営を行う。教職課程委員会では、教員養成課程における教員の質の向上に係る取り組みとして、以下のことを検討している。(1)カリキュラム編成の改善、(2)学生の教員免許状取得状況の把握、(3)教員就職率向上のための方策の検討、(4)その他
教員組織
教職課程の主査〈教授〉が教職課程委員会の委員長をつとめる。 教職課程委員長(1)、教職専任教員(1)、教務部長(1) (教職免許を出している学科の委員) 経営文化学部ビジネスマネジメント学科(1)、コミュニケーション文化学部・異文化コミュニケーション学科(1)、日本文化コミュニケーション学科(1)、子ども学科(2)、観光メディア文化学部・メディア情報文化学科(1)、 教務委員(1)、その他(1) 以上、計11名により構成されており、教職に関するカリキュラム・ガイダンス、その他運営について全ての責任を負う。
カリキュラム編成
- 履修スケジュール
- カリキュラム表
- 2021年度 シラバス(講義要項)
教員の質の向上について
(1)教育ボランティアに関して
教育ボランティアの希望がある学生については、本人の希望か教職の授業に関するものか、クラブ活動等の援助に関するものかを確認する。さらに、時間的に無理がないか等についても本人とともに確認し可能性を判断する。次の段階としては、学校側のニーズとの対応であり、校長や担当教員と打合せをし、可能であるようであれば、本人が直接学校側と打合せをする。
(2)教育インターンシップについて
教育インターンシップで得られる経験は、他には替えられないほど貴重で有意義であるので、今後、実施に向けて検討していく。
(3)教育実習の効果的あり方について
大学側の事前・事後指導のあり方や学校側の受入れ体制のいずれにも検討すべき課題がある。大学は横浜市と教員養成に関して様々な面から、協働的アプローチによって、課題を明らかにし解決することに取組んでいるところである。
(4)教職実践講習
教職実践演習についても、質の向上について課題を残している。現在15時間(15コマ)中、8時間(8コマ)を本学教員により、実践的なテーマと方法で担当し、2時間(2コマ)を地域の中学校での授業見学・討議にあて、残りの5時間(5コマ)を厚木市の教育委員会に委嘱し、実践的な内容で授業を展開している。
年度 |
種別(中・高) |
取得者数 |
種別(中・高) |
取得者数 |
種別(中・高) |
取得者数 |
種別(高) |
取得者数 |
令和2年度 |
社会・公民 |
2名 |
英語・英語 |
0名 |
国語・国語 |
1名 |
情報 |
1名 |
令和元年度 |
社会・公民 |
1名 |
英語・英語 |
4名 |
国語・国語 |
0名 |
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平成30年度 |
社会・公民 |
3名 |
英語・英語 |
1名 |
国語・国語 |
3名 |
|
|
平成29年度 |
社会・公民 |
4名 |
英語・英語 |
0名 |
国語・国語 |
0名 |
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平成28年度 |
社会・公民 |
7名 |
英語・英語 |
0名 |
国語・国語 |
0名 |
|
|
平成27年度 |
社会・公民 |
6名 |
英語・英語 |
4名 |
国語・国語 |
0名 |
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平成26年度 |
社会・公民 |
5名 |
英語・英語 |
3名 |
国語・国語 |
0名 |
|
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平成25年度 |
社会・公民 |
8名 |
英語・英語 |
2名 |
国語・国語 |
0名 |
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就職情報
【正規教員】
2012年から小田原市立中学校(社会)1名
2012年から川崎市立中学校(英語)1名
2013年から千葉県市立中学校(社会)1名
2014年に教員採用試験合格・2015年から千葉県公立中学校着任(社会)1名
【非常勤】
2015年現在・非常勤講師ならびに臨時採用教員6名